+++ カルテ編その1 +++

*発覚!
花子はしょっちゅう捻挫していました。その度に2・3日安静です。
ある日も捻挫したらしいので、病院へ。レントゲンを撮ってもらいました。
うすうす感じてはいましたが、やっぱり股関節形成不全でした。
評判のいいという今の病院を紹介してもらいましたが、結果は同じでした。
幸いまだ痛みがないので、様子をみましょうということで落ち着いています。
それから激しい運動は禁止になりました。


*外耳炎
花子はしょっちゅう外耳炎になります。タレ耳の宿命でしょうか?
悪くなってくると頭を振り、掻きまくります。
耳の中は赤黒い汚れのようなものが出てきます。こうなると自分たちでは処理できないので病院行きとなります。


*入院その1
1997年1月21日、元気に散歩から帰ってくると、花子は急にぐったりしました。
フードも食べず、ただ丸くなって寝てるだけです。全く動こうとしません。
数日前から吐いていたのですが、それほど重大なことだとは思っていませんでした。
パパが帰ってきても、いつもならものすごい歓迎なのに見てるだけです。
これは普通じゃないので、次の日病院へ連れて行きました。
病院では、たまたまともだちに会ったのではしゃぎまくってとても具合が悪い様子ではありませんでした。
レントゲンを撮り検査をして、お薬を頂いて帰宅。
家に着いた途端また吐きました。


*入院その2
1月23日朝病院へ電話をして、昨日の様子をお話しました。「連れてきてください」と言われパパにお昼休みに帰ってきてもらい病院へ。
「原因がいくつか考えられるのでバリウムを飲ませましょう」ということで入院させることになりました。
家に帰ると花子の布団やおもちゃが散らばっています。それを見たらたまらなくなりました。


*緊急手術その1
1月24日朝10時くらいに病院から電話があり「緊急に手術が必要です」と言われました。
慌てて病院へ行き、先生から詳しい病状の説明を聞きました。「腸重積」という病名でした。
腸が腸の中へ入ってしまい放っておくと腐ってしまう病気だそうです。手術をしても助からないかもしれないとも言われました。
麻酔の効きを良くする注射をした後、「花ちゃんに顔を見せてあげて」と言われ、花子の元へ。
「元気になって家に帰ろうね」と言うのがやっとでした。
先生に全てをおまかせするしかありませんでした。


*緊急手術その2
待合室で手術が無事終わるのをひたすら待っていました。
1時間くらいたってから、先生が出てきて「腸をいじっていううちに自分で抜けました」と報告してくれました!その後お腹を洗浄して終了です。
麻酔が切れかかっている花子に会わせていただきました。
ぼーっとした顔の花子でしたが、見た途端嬉しくてなんだか急にお腹が空いてきちゃいました。


*退院まで
それから5日間入院しました。「里心がついて可哀想だから会いに来ないでください」と言われたので、毎日電話で花子の様子をお聞きしました。
いよいよ退院の日です!連れてこられた花子はお腹に大きな包帯をしてやってきました。
それでも私たちを見ると嬉しそうでした。
この日からなんだか甘えん坊になったような気がします。


*通院
花子の背中がぷっくりとこぶのようになっていました。
先生によると点滴が吸収されていないのでは?ということで毎日マッサージしてくださいとのことでした。腸重積が再発する可能性もあるので、しばらく通院しました。
幸いこぶも再発もありませんでした。