花子の病気について
*腸重積 | |
・腸重積って? | 腸の一部が腸の内に入ってしまうために、中に入り込んだ腸に血行障害などが生じ壊死したりする。子犬に多い。 |
・原因 | 不明 |
・症状 | 嘔吐・食欲不振・元気がないなど |
・処置 | 花子の場合は手術後、一週間の入院。 |
*股関節形成不全 | |
・股関節形成不全って? | 大型犬・超大型犬で特に発生が多い。生後6ヶ月から1才ごろまでに発症する場合が多い。股関節の発育不全・変形、扁平化により、モンローウォーク、横座りなどがみられる。 |
・原因 | 遺伝的要素が大きい |
・症状 | 程度はさまざま。運動することをいやがる・片方の肢をかばう歩き方をする・歩く時に腰が左右にふらつく(モンローウォーク)・後肢を外側に回転するように踏み出す。少々高いところから飛び降りたり、少しの外力が腰にかかったりしただけで股関節脱臼してしまう |
*外耳炎 | |
・外耳炎って? | 外耳道に炎症がおきる。完治は難しく、再発を繰り返す事が多い。 かゆみや痛みが伴うことが多い。 |
・原因 | 細菌、真菌(カビ)、ダニなどによる感染、アレルギー、腫瘍、異物、耳の穴の毛のもつれ、耳アカなど(花子の場合はカビ) |
・症状 | 頭を振ったり、首を傾けたり、耳を引っかいたりする。悪臭や汚れも。 |
・処置 | 耳洗浄 |
*上包毛皮腫 | |
・上包毛皮腫って? | 犬の皮膚腫瘍の約5%を占めて,5歳以上に多く見られる良性の腫瘍。 |
・原因 | 不明・体質? |
・症状 |
ぽつんとしたおできのようなものが出来る。かゆがる場合もある。 放っておくと破裂する場合もある。 |
・処置 | 切開 |
*半月板損傷 | |
・半月板損傷って? | 膝の内側と外側にある三日月状の薄く柔らかい軟骨組織で、走ったり跳んだりした時にひざにかかる力のパッキングのような役目を果たしている。この半月板の断裂。 |
・原因 | 片側の半月板にちょっとした反動で全体重と体のねじれが加わると断裂してしまう。 花子の場合は不明。 |
・症状 | 痛みが出る場合もある。起き上がる時に力が入らない。かばいながら歩く。 |
・処置 | 消炎剤と安静。最悪な場合は手術。 |
*細菌性膀胱炎 | |
・膀胱炎って? | 大腸菌などの細菌が膀胱内に侵入して、膀胱の内壁に炎症をひきおこす病気。免疫力が低下すると、細菌の侵入を防ぐ力が弱くなり発症。雌の場合、尿道が短いために、外陰部からの細菌感染を受けやすい。膀胱の中がただれたり,膀胱壁が厚くなって弾力がなくなる。 |
・原因 | 細菌感染によるものが多い.また尿中の結晶や結石が原因の場合も多い。 |
・症状 | 頻尿(少量),排尿困難(したいのに出ない),排尿の最後に血尿を出す、など。 |
・処置 | 抗生物質・消炎剤の投与 |
*滑膜炎 | |
・滑膜炎って? | 関節内を保護する滑膜に炎症がおこり、周辺の骨や軟骨が変形したり、破壊されたりすることもある。滑膜から分泌される滑液は関節などの運動を円滑にする働きがあります。 |
・原因 | 細菌性・ウイルス性・リウマチ・外傷など |
・症状 | 関節がスムーズに動かなくなってしまい、体重をかけたり動かすと痛みが生じるので、それをカバーするために動きがおかしくなり、体全体に負担をかけたり、痛みのために動こうとしなくなったりといった影響が出ます。 |
・処置 | サプリメント・手術など |
*脂肪種 | |
・脂肪種って? | 老犬に比較的多く見られる両性の腫瘍。皮下の脂肪が増殖して大きな脂肪のかたまりになる。 |
・原因 | ?・体質的なものもあるらしい。 |
・症状 | 触るとこりこりしたかたまりができる。 |
・処置 | 切除。場所によっては放置する。 |
*白内障 | |
・白内障って? | 眼のレンズが白く濁り、視力が低下する病気。 |
・原因 | 老齢・外傷・糖尿病など。 |
・症状 | 見えにくくなり、物にぶつかったりする。 |
・処置 | 点眼・手術 |